あべんじゃのブログ

学んだことや科学・技術・教育などについて書いて行けたらと思ったり思わなかったり。

仙台の古本屋(理工書多めver.)

 宮城の実家に帰省するといつも仙台の古本屋に行くのですが、年々古本屋さんがつぶれて少なくなっていて悲しい…。少しでも宣伝になれば、ということでよく行っている古本屋を紹介したいと思います。

 

 

昭文堂書店

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(http://syoubundou.o.oo7.jp/)

 1番よく行くのが昭文堂書店(仙台市営地下鉄青葉通り一番町駅から徒歩5分)です。仙台の中心部にあるので気軽に行けるのが良いところですね。お店は基本的におじいさんがお一人で(たまにその奥さんが)店番をされてます。小規模ですが理工書の取り扱いは比較的多めです。

 この昭文堂書店、仙台の古本屋の中では理工系の本の取り扱いが多いのでよく立ち寄って散財してしまうんですよね。理工書多めの古本屋は仙台では少ないので。値段設定は東京の明倫館書店と同じ感じだと思います。参考までに、ここで買ったものとその値段をいくつか挙げてみますね。※()内は購入価格。

 

・J.J.サクライ 現代の量子力学 上・下(セットで2,000円)

・神部勉 流体力学 (2,100円)

中山正敏 物質の電磁気学 (2,600円) 

・小野寺嘉孝 物性物理/物性化学のための群論入門 (1,800円)

・小野寺嘉孝 物理のための応用数学 (1,700円)

・小出昭一郎 量子力学Ⅰ・Ⅱ (各1,700円、1,800円)

 

J.J.サクライは第2版ではありませんが破格だったと思います。他は大体定価の6~7割ぐらいでしょうか。あと、ブルーバックスなどの新書、岩波文庫などの文庫本は確か1冊100円です。

 

 さて、もう一店紹介したいと思います。

 

萬葉堂書店f:id:athand:20190928195417p:plain

 (http://www.manyodoshoten.com/index.html)

  2店目が萬葉堂書店です。こちらは仙台市太白区鈎取にあるため、仙台の中心部からは少々離れていますが規模は大きいです(HPによれば10万冊を展示販売しているとのこと!)。交通手段は、JR仙台駅から、あるいは地下鉄長町駅から宮城交通バスで「鈎取」バス停まで。車の方が行きやすいと思います。

 萬葉堂書店は規模が大きく、あらゆる分野の本が扱われていて、1階は歴史・宗教・民俗学・心理学の学術書や文芸書・実用書・新書・コミックなど、地下は理工・社会科学・教育関係の学術書や国文学、教養書などが置かれています。こちらも価格設定は明倫館書店と同じぐらい(やや安いかも)です。

 

 

 ここでは2店紹介しましたが、仙台に残っている理工書の取り扱いが多い古本屋はこの2店ぐらいではないでしょうか(あとは仙台駅前のBOOK OFFぐらい)。以前は青葉区に、尚古堂書店、熊谷書店という古本屋もあったのですが2年ほど前に閉店してしまいました…。今残っている古本屋さんには頑張ってほしいです。